目次
- 1. たまごのコレステロールについて
- 2. たまごの栄養は豊富
新事実!たまごを食べてもコレステロールは上昇しない
1.たまごのコレステロールについて長年にわたりコレステロールの原因と言われてきた「たまご」ですが、それも過去の話。2015年、厚生労働省から「毎日食べても問題がない」と発表されたのはご存知でしょうか?
たまごがコレステロール値上昇の一因であると言われるようになったのは、今から100年以上前となる1913年、ロシアでのウサギを使った実験がはじまりでした。ウサギにたまごを与えるとコレステロール値が上昇したことから、このような話が広まりました。
しかし、元来草食動物であるウサギに動物性脂質を含むたまごを与えれば、コレステロール値が上がるのは当然のこと。現在では、コレステロールは一定量になるよう人体で合成されるものであり、 食事で摂取されるコレステロールによって人体が受ける影響は少ないことが分かっています。
タンパク質やカルシウム、食事でしか摂取できない必須アミノ酸など、豊富な栄養素をバランスよく含んだ食材、たまご。その豊富な栄養素から、美肌効果や脳出血の予防、肝臓の解毒効果など、美容にも健康にも良いとされています。毎日の食卓に積極的に取り入れたいですね。
2.卵はコレステロールの上昇などが懸念されて医療機関によってはあまり食べないように指導されているようです。このコレステロール上昇の実験データは草食動物のウサギに対して卵を摂取させてコレステロール値を検査したものであることが最近TVなどでも盛んに紹介されていました。その影響で敬遠されがちになっていますが、たまごの栄養は豊富なので食べるべき食材です。
高齢のかたは筋肉の衰えが進行していくので、良質なたんぱく源として積極的にたまごを摂取したほうがいいと思います。脂肪も少なく他の生活習慣病への影響も少なく非常に良い食品だと思います。しかも卵はスーパーの特売などで非常に安い価格で購入できるので、タンパク質100g当たりの金額も肉類などと比べると非常に安価だと思います。
ただ卵生産のブロイラーなどでは鶏の病気予防の為に餌に恒常的に抗生物質を投与しています。また卵の摂取しすぎは卵アレルギーを誘発する恐れがあります。卵の過剰な摂取は少し危険な気もします。朝食に生卵1個追加したり、卵焼きや目玉焼きを一品追加するような昔ながらの日本の朝食のイメージで賢く卵を食べていくことをオススメします。
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