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玉子焼き・だし巻き・厚焼きなど呼び方の違いやたまごの漢字の意味

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1.玉子焼きとは?
玉子焼きの呼び方にはいくつかあって、出汁巻き玉子や厚焼玉子とも言ったりします。これらに違いがあるのでしょうか。

詳しくは 玉子焼きに出汁を多目に加えた物がだし巻き玉子です。

厚焼き玉子は卵の比率が高い物を指し、混ぜ方もさっくりとしか混ぜません


普通の玉子焼きに出汁を少量、例えば顆粒出汁を加えただけでは、ただの出汁入り玉子焼きです。

玉子焼きに関しては、かなりストライクゾーンが広くて、単に、塩味から出汁を入れたりそれぞれ土地柄や工夫が見受けられます。

単純なようで味の奥が深いのが玉子焼きです。

関東は甘め、関西はしょっぱめと言われ、中部は中間あたりでしょうか。

だし巻き玉子は卵液に出汁を割り入れた物で、寿司屋の厚焼き玉子は出汁以外に魚の擂り身やすりおろした山芋などが卵液に加えられています。

また一般に厚焼き玉子の方には砂糖が多く入ります。
特に関西ではだし巻き玉子には砂糖は入れません。


2.たまごの漢字の使い分けは?
たまご好きには常識ですが、あえての質問。たまごを表す漢字には「卵」と「玉子」がありますが、この違いってご存じですか?

玉子と卵の2種類がありますが、どちらも正解です。元々、鳥類の産み落とした物の形が球状であることから「玉の子」で、「たまご」と呼ばれるようになったもの。この語が見られるようになるのは室町期ですが、当時は俗語として使われ、広く用いられるようになったのは江戸時代以降です。

「たまご」と呼ばれる以前は、「殻(かひ)の子」と言う意味で「かひご」と呼ばれていました。その漢字として用いられたのが「卵」や「卵子」で、「卵」単独では「かひ」とも言いました。呼び名が「かひご」から変化したため、「卵」も「たまご」と呼ぶようになったのです。

「漢字の発祥地・中国では鳥のたまごを表すとき『蛋』が使われています。そして、日本でよく使われている「卵」ですが、実はこれは、虫や魚などのたまごに使われる漢字なんです。なぜ日本で「蛋」を使わなかったのかは不明。ちなみに「玉子」は日本のオリジナル。でも、なぜわざわざ2種類の漢字を書き分けたのでしょう?

「日本を含め世界的に、生き物をそのまま食べ物として扱うのはタブー視する。 英語で牛はcowだけど、食べ物だとbeefでしょう? 日本語で牛はウシだけど、食べ物になるとギュウと呼ぶ。だから、たまごも漢字を変えることで、対象が食べ物なのか生き物なのかを使い分けているのです。

たまご焼きという単語が不思議でならないんです。普通、食べ物を焼いた場合、焼き芋、焼き魚など焼きが単語の前にくる。そして単語の後に焼きがくる場合、魚焼き器、串焼きなど調理器具や調理方法を指すんですよ。なぜたまご焼きだけは焼きが後なのか深い。

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